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ABBYYとPwCコンサルティング、AI‐OCR分野での協業を開始

8月9日, 2017

レイアウトフリーかつ多言語対応のAI搭載のOCR技術とRPAを統合し間接業務の自動化ソリューションを更に強化

ABBYYジャパン株式会社(本社:神奈川県横浜市港北区新横浜、日本統括:小原洋、以下、ABBYY)と、PwCコンサルティング合同会社(東京都千代田区、代表執行役CEO:足立晋、以下、PwCコンサルティング)、は、8月9日より、AI-OCR(人工知能搭載型光学式文字読み取りシステム)分野でのコンサルティングおよびソリューションを共同で提供します。

ABBYYの持つAI搭載のOCR技術とPwCコンサルティングが展開してきたAI-OCRのソリューションを統合・活用することにより、高い精度での文字認識を実現するだけでなく、会計証憑、請求書、注文書、船荷証券などさまざまなフォーマットや言語で作成された書類を読み取ることが可能となります。さらに、PwCコンサルティングが既に多くの企業に提供しているRPA(ロボティクス・プロセス・オートメーション)とAI-OCRを連携させることで、企業の定型業務をエンドツーエンドで自動化することを目指します。

グローバルでOCRをはじめ情報の有効活用を実現する技術を展開するABBYYは、複雑なレイアウトの書類やPDFであっても、柔軟にテキスト文書へと変換する最先端テクノロジーを有します。さらに、ABBYYのOCRは198もの言語に対応し、複数言語が混在する文書であっても、高精度な認識・変換機能により正確に読み取り、素早く結果を表示します。

PwCコンサルティングは、手書き書類や紙情報を電子化するAI-OCRソリューションと、間接部門の定型業務を効率化するRPAを企業に提供してきました。しかし、これまでのソリューションではAIにより高精度なデータ補正を行うことはできても、異なるレイアウトを持つ帳票を電子化するには、複雑なプロセスを必要としました。

RPAの導入を検討するものの、種々雑多な紙書類の電子化が高いハードルとなり、躊躇する企業も少なくはありません。こうした企業にとって、レイアウトフリーかつ多言語対応のAI-OCRはRPAを加速する一助となります。ABBYYとPwCコンサルティングとは、本協業を通じて企業の業務効率化を推進し、限りある資源と人的リソースをより効果的に活用できる体制の構築を支援していきます。

ABBYYが提供する機能

OCR機能
フレキシブルレイアウトなデータキャプチャ機能
簡易レイアウト定義機能
ドキュメント分類
ルーティング機能

PwCコンサルティングが提供する機能

書類や紙情報の電子化支援
システム入力業務の自動化支援
システムデータチェック業務の自動化支援
システム間データの整合性チェックの自動化支援

ABBYY株式会社について

ABBYY は情報を有効活用するテクノロジーとソリューションを提供する業界をリードするグローバルプロバイダーです。 同社は情報のライフサイクル全般を統合するコンテンツキャプチャおよび革新的な言語ベースのテクノロジーのスタンダードを確立します。 ABBYY ソリューションは業務プロセスの最適化、リスクの緩和、意思決定の迅速化、収益の拡大等を目的としています。 ABBYY テクノロジーは大規模の国際的企業や政府組織、ならびに中小企業や個人のお客様にも使用され、ライセンス供与されています。 同社はオーストラリア、カナダ、キプロス、フランス、ドイツ、日本、ロシア、スペイン、台湾、UAE、英国、ウクライナ、米国の各国に拠点があります。

ABBYY、ABBYYロゴは ABBYY Software Ltd の登録商標または商標です。 また、本文書で使用されたその他の製品名はそれぞれの所有者に属する商標、および/または登録商標である可能性があり、ここに認識されています。

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