メールルーム(社内郵便管理室)の自動化

メールルーム(社内郵便管理室)の自動化

プロセスの原動力となるデータを、組織に入ってきた時点で把握することが可能に。

コスト削減、プロセスの最適化、顧客満足度の向上

 
お客様は、迅速な対応、正確な情報、自動化された取引を待ち望んでいます。メールルーム(社内郵便管理室)の自動化を実現することで、ビジネス文書がどこから組織に入ってきたかに関わらず、文書が届いた瞬間に処理される仮想ハブを組織内に形成することができます。文書データは、自動的に次のプロセスに回されるので、即座にアクションを起こし、対応に徹することができます。ABBYYのプラットフォームがあれば、プロセスフロー全体を編成、自動化、およびモニタリングすることができるので、お客様は期待通りのカスタマエクスペリエンス(顧客体験)を得ることができます。

メールルーム自動化での主な機能とメリット

 
あらゆる種類のコンテンツをキャプチャ
ABBYYのAI-OCRを活用した高度な認識(OCR, ICR)技術は、機械印刷や手書きを含む、あらゆるタイプのテキストを140以上もの言語でキャプチャすることが可能です。機械学習(ML)を用いた新しい自然言語処理(NLP)機能によって、文脈、関係性、実体を捉えながら、より多くの非構造化コンテンツや文書をキャプチャし、理解するための手段が切り開かれます。
正確なデータの自動ルーティング
コンテンツは、どのように入力されても、入ってきた時点でキャプチャ、検証されるため、人手を介さずに迅速かつ低コストな手段で、正しい情報のみをプロセスにルーティングすることができます。
文書仕分け
ABBYYは、機械学習をベースにした継続的な学習を通じて、最高レベルのデータ抽出、仕分けソリューションを提供します。メールルームに入ってくる文書の複雑さや形式はさまざまですが、ABBYYは統合された仕分けプロセスを提供します。
複雑な文書への対処
表がページをまたいで続いていたり、節が繰り返されたり、文書が複数ページにおよんだりする複雑な構造を持つ文書を認識し、処理することができます。
ルールベースの処理
一貫したインデックス作成のルールを導入することで、紙文書や電子文書の処理を高速化し、正しい情報をアプリケーションに送信することができます。ルールに反しなければ、より効率的な処理が可能になります。
マルチテナント
マルチテナント機能を使って、場所を問わずテナント毎に安全で隔離された環境を作り、それぞれのユーザーに共通の規則を設けることができます。
あらゆるデバイスからデータをキャプチャ
構造化された、あるいは半構造的なもしくは非構造な文書であっても、入力ソース(スキャナ、多機能プリンタ、ウェブ、Eメール、ファクス)を問わず、ABBYYは生産的な有益な情報をお客様のプロセスに提供します。
RPA プラットフォームとの連携
検証された顧客データとIntelligent AutomationをBPM、RPA、およびコンテンツ主導のプロセスに供給し、デジタルエンタープライズを変革します。Blue Prism、UiPath、NICE、Pegaなどとの連携を可能にします。

コスト削減、プロセスの最適化、顧客満足度の向上

メールの仕分けやルーティングを自動化することで、処理時間や応答時間を短縮し、お客様からの問い合わせに迅速に対応することができます。

  • 取引を開始、サポート、完了するために、エンタープライズビジネスシステムに情報を迅速に提供します。
  • 企業に入ってくる情報をリアルタイムに把握することで、的確なレベルの管理、制御、セキュリティを実現します。
  • 文書の分類、整理、手作業によるタグ付けなどのコストを削減し、処理の手間や障害をなくして生産性を向上させます。
手作業による郵便物の配布を止めることは不可欠でした。書類の配布やファイリングに多くの時間を費やしていたためです。このソリューションのおかげで、管理面での一般諸経費を削減し、文書伝達のプロセスを高速化し、お客様との関係を改善することができました。会社は成長を続けているため、ソリューションも拡張できるものでなくてはなりません。私たちは今、まさにそれを手にしているのです。 お客様の事例を読む

PAUL WALSHE, Moore Blatch社(パートナー)

ソリューションの仕組み

ABBYYのインテリジェント文書処理プラットフォームは、極めて包括的で耐久性があり、かつ技術的に高度なソリューションです。これがあれば、お客様は文書内に含まれるプロセスで必要とされるコンテンツを自動的に識別、変換、活用することができます。

  • Data input
  • Classification
  • Processing

データ入力

 
あらゆる種類の構造化された申請書やフォーム、そして従来の郵便、ファックス、Eメール、その他の経路を介して組織に入る非構造な文書を処理します。

分類

 
キャプチャされたすべての受信メールは、種類を問わず、見た目(視覚的分類)と内容(コンテンツ分類)をもとに仕分けされ、カテゴリー化されたうえで、業務上の適切な担当者やプロセスに転送されます。

処理

ABBYY Mailroom Automation ソリューションは、あらゆるプロセス自動化システムと連動し、抽出されたデータを組織内の適切な担当者や企業システムに送信します。

ABBYY が選ばれる理由 ?

 

信頼性

1万社にも及ぶ企業が、極めて重要な文書をABBYYに委ねています。その中にはフォーチュン500に名を連ねる企業も数多く含まれています。ABBYYは10社以上のアナリスト企業からインテリジェント文書処理のマーケットリーダーとして選ばれています。さらに、6社のアナリスト企業からプロセスマイニングのリーダーとして選ばれました。

革新

ABBYYはローコード/ノーコードのプラットフォームでIDP市場に新たな旋風を巻き起こしました。30年を経た今、私たちがサポートする文書の種類、フォーマット、言語の数では他の追随を許しません。1兆ページを超える処理から継続的に学習し、常に最良の結果を提供します。

変革的

数十年にわたりAIに注力してきたことで、より速く、より強力で、より低い処理コストで結果を出すことができます。お客様が私たちをビジネスに活用していただくことで、従業員の生産性が400%向上し、業務上95%の自動化が実現し、数百万ドルのコスト削減が可能になります。

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