ABBYY、オペレーショナルエクセレンスを向上させるための組織の優先事項についてのインサイトを盛り込んだ、インテリジェント文書処理（IDP）のグローバルな動向と成果に関するレポートを発表

ABBYYは今日、インテリジェント文書処理（IDP）のグローバルな動向と成果に関するレポートを発表しました。これは、企業のインテリジェントオートメーションの取り組みにおける文書処理の課題とチャンスに焦点を当てて作成されたものです。 このレポートでは、企業がどのように文書中心のプロセスを最適化し、オペレーショナルエクセレンスを達成し、顧客体験を向上させ、ビジネス価値を加速させているかについての有益なインサイトをまとめ、それをイノベーションリーダーに向けて発信しています。

ABBYYは、10社の独立系アナリスト企業が認めるIDPのリーダーであり、30年にわたり何十億もの文書をデジタル変換し、1万人以上の顧客に実用的なインサイトを提供してきた実績を誇ります。その内部データは世界の動向を示す指標となり得るでしょう。

「企業は、日々変化する顧客のデジタルニーズに追われ続けています。 その期待に応えるためには、エンゲージメントに影響を与え、測定可能な価値を提供する業務改善を行うことが大切です」、ABBYYの最高マーケティング責任者を務めるGabrielle Lukianchuk（ガブリエル・ルキアンチュク）はそう語ります。 「このレポートに記載されている様々なグローバル市場のファクターは、より優れた顧客体験を実現するために、顧客中心のデータに素早くアクセスし、理解を深める必要性を強調しています。 我々がインサイトを共有する目的は、相互学習を促進し、今日の組織がインテリジェントオートメーションのマイルストーンに早く到達できるようにするためです」。

3つの主要地域を分析した結果、ワークフォースの俊敏性、顧客体験、全体的な業務効率を改善するための優先事項が明らかになりました。 ABBYYのデータによると、データと関連文書の処理方法を改善することの必要性がキードライバーになっています。 地域別に見ると、以下のような項目が特に注目すべき点として挙げられます。

北米

• 税務申告書（IRS 1040）
• 財務書類（銀行取引明細書、請求書など）

欧州

• 税関申告書、身分証明書、運送状など、国際間の移動や商取引に必要な書類

アジア太平洋地域

• 国際輸送に関する帳票類（航空貨物運送状、海上貨物運送状など）
• 身分証明書
• 財務書類（銀行取引明細書、請求書など）

優先順位は異なるものの、3地域とも、請求書処理の改善とコスト削減による買掛金業務の合理化、本人確認書類や輸送・物流に関わる書類の自動処理による個人・法人のお客さまの顧客体験向上に注力しています。

また、どの地域においても企業は、非構造化データおよび半構造化データの読み取り、抽出、分類の精度が向上する、より高度なIDP機能へのコネクターを備えたインテリジェントオートメーションプラットフォームを強化するという同様の優先事項を掲げる傾向にありました。 ハイエンドのIDPソリューションを既存のプラットフォームと接続することにより、企業は費用対効果の高い形でテクノロジー投資を拡大することができます。 ABBYYのデータによると、以下に挙げるプラットフォームのコネクタが最も多く求められています。

• Microsoft Power Automate
• UiPath
• Blue Prism
• Automation Anywhere

ABBYYは、2023年1月から3月までの初期データに基づき、今後、ワークフォースの俊敏性の加速、顧客体験の向上、サプライチェーンと物流のビジネスプロセスの合理化といったユースケースにおいてIDP導入が継続的に増加すると予測しています。

このレポートに含まれるデータは、2022年10月から12月までの間にABBYY Marketplaceで生成されたものに基づいています。ABBYY Marketplaceは、市民開発者やユーザーがABBYY Vantageを拡張するアセットを見つけ、さらに自分でも貢献できる活気あるハブです。 ドキュメントスキルとコネクタは、文書からビジネスに不可欠な情報を抽出し、ABBYY IDPソリューションからロボティックプロセスオートメーション（RPA）、ビジネスプロセス管理（BPM）、企業資源計画（ERP）、プロセスマイニングおよび分析プラットフォームなどのサードパーティ製インテリジェントオートメーションプラットフォームに実行可能データを統合するために構築されています。

ABBYY IDPの導入とパーソナライズに関する詳細については、www.abbyy.com/resources/report/global-intelligent-document-processing-trends-outcomes-reportにアクセスして、レポートの全編とインフォグラフィックをダウンロードしてください。