多彩な機能を備えたOCRソフトウェア開発キット
人工知能を活用したOCR機能をソフトウェアに統合
ABBYY FineReader Engineは、画像データを受け取ると画像に様々な前処理を施し、文書の画質をアップして実際の認識工程に向けた準備を行います。そこで使用されるのが、数多くの前処理機能です。 これにより、画質の悪い画像やスマートフォンで撮影された文書も効率よく処理でき、高レベルの認識結果を実現できます。
FineReader Engineは、以下のような画像処理機能を多数搭載しています。
デジタルカメラやスマートフォン、タブレットで撮影された文書では解像度や画質は十分であるものの、端末固有の歪曲収差が発生します。 インテリジェント技術により、デジタルカメラで撮影された画像を識別し、特殊な画像処理アルゴリズムを使って焦点ボケや文字列のゆがみ、画像の解像で生じた情報の抜け、暗さが原因で発生した欠陥など、デジタル写真から様々な問題を排除します。
ABBYY FineReader Engineに搭載されたカメラOCR機能
射影歪みは、認識したテキストに次のような問題を引き起こしてしまいます。
元の画像を補正することにより、OCRで優れた結果を得ることができます。
補正しなかった場合
補正した場合
このタイプのノイズがある写真は、色の異なる無数の画素で埋められているように見えます。 これは、正しく2値化されない、文字が失われるといった問題を引き起こしてします。 ABBYY FineReader Engineでは特殊フィルタを使用し、背景画像を滑らかにすることでテキストのロスを防ぎます。
補正しなかった場合
補正した場合
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