ABBYY Proof of Identity

いつでも、どこでも、即座に可能なIDプルーフィングとID検証

顧客との間に継続的な信頼を構築.

お客様にとってはよりシンプルに 企業にとってはより安全に

 

身分証明書提出(本人確認)のプロセスがあるせいで、毎日どれくらいのお客様を失っているかご存知ですか? 今はリアルタイムの世界であり、お客様は「今すぐ」を待ち望んでいます。お客様をすぐに惹きつけ、ストレスのない本人確認手続きオプションを提供できなければ、離脱率や損失率が高くなってしまいます。   

面倒なプロセスのせいでお客様を失ってしまわないために。お客様も企業も、今はモバイルを信頼しています。 

「Gartner社は、2023年までに85%の組織がオンボーディングワークフローの一部として文書中心のIDプルーフィングを使用すると予測しています。これは2021年と比較して、約30%増加していることを意味します。」 

Gartner社のバイヤーズガイド IDプルーフィング編より 

IDプルーフィング(ID検証)とは?

本人確認は、カスタマーオンボーディングをはじめ、新規口座開設、保険金請求、加入手続きなどにおいて重要なステップです。IDプルーフィングのプロセスでは、お客様が身分証明書や写真、添付書類などで本人であることを証明し、事業者がその信憑性を判断します。

お客様の身元確認においては、以下に挙げる2つのステップが鍵を握っています。

  • 提供された本人確認書類(身分証明書、運転免許証など)の有効性を確かめ、本人であるかどうかを検証すること(顔照合などを通じて)
  • 他のソースからのデータを確認すること(「証拠(プルーフ)となる」書類を通じて)

効率改善と簡易化で顧客オンボーディングを差別化

 
包括的なIDプルーフィングのソリューション
IDプルーフィング分野の多くのベンダーは、ID検証を含んでいない不完全なソリューションを提供しています。一方でABBYY Proof of Identityには全てが揃っています。IDが有効であること、本物であること、そして申請者が本人であることを保証し、裏付けとなる書類を通じて、さらにそれを検証することができるのです。ABBYY Proof of Identifyは、IDの読み取り・検証をはじめ、顔照合・生体検知、さらにモバイルデバイスからVantage Document Skillsを使用して証跡書類の処理なども行うことができます。
お客様が選択したチャネルを介してのオンボーディング
融資の申し込み、保険金の請求、給付金の申請、新規医療機関への登録などにおいて、モバイルとオンラインのチャネルは、お客様に最も好まれる手段となっています。ABBYYのProof of Identityソリューションがあれば、お客様の居場所に関係なくサービスを提供することができ、離脱や解約を減らすことができます。申請者は、状況に応じてデスクトップで本人確認手続きプロセスを開始し、モバイルデバイスで簡単にプロセスを完了することができます。
アプリなしで簡単・正確な書類の提出を実現
ABBYY Proof of Identityでは、モバイルウェブベースで身分証明書、ユーザーの自撮り写真、公共料金や銀行の明細書といった「証拠書類」の自動キャプチャを行うことができます。ABBYYのモバイルキャプチャ技術により、どんなIDでも、初回から高いキャプチャ率を実現しています。さらに当社のアルゴリズムを通じて、まぶしさ、焦点のずれ、原稿の裏表の違い、原稿の種類の違い、原稿の枠の不完全さといった品質上の問題を検出・防止します。
IDプルーフィングとID認証
ABBYY Proof of Identityには、IDの読み取り、IDの検証、顔のマッチングと生存度の検出、 Vantage Document Skillsを使用したモバイルデバイスでの証跡文書の処理などの機能が含まれます。
モバイルとデスクトップで使用可能
顧客はどこにいても、離脱や解約を減らすための行動を取ることができます。申請者はデスクトップでオンボーディングプロセスを開始し、モバイルデバイスでIDプルーフィングのプロセスを完了できます。
IDから正確なデータを取得
ABBYYのモバイルキャプチャ技術により、すべてのIDで初回から高いキャプチャ率を実現しています。それにより、グレアやフォーカスの欠如、文書の方向や種類の間違い、不完全なフレーミングなどの品質上の問題を防止します。

ABBYY Proof of Identity — 主な特長 

 
IDの読み取り、照合、検証
IDからデータを抽出することは、ABBYY Proof of Identityの機能の一部に過ぎません。 IDに関する情報で機械が読み取るべき部分と人間が読み取るべき部分を読み取るだけでなく、高度な検証も行います。 ABBYY Proof of Identityは、提示されたIDの正確な種類を自動的に検出した後、ID内のレイアウト、特性、およびセキュリティー機能を検証します。 さらに、IDが本物で改ざんされていないことの確認も行います。
証跡書類への対応
ABBYYの先進的なインテリジェント文書処理技術を駆使したABBYY Vantageは、お客様の「証拠書類」からデータを抽出し、お客様の身元を確認します。 ABBYY Marketplaceでは、公共料金の請求書や収入証明書など、事前に訓練された文書理解スキルを選択することができるため、それを通じてあらゆる文書処理のニーズに対応することができます。 書類中心のIDプルーフィングとID検証を組み合わせることで、完全な本人確認のプロセスを実現します。
完全自動化
身元確認のプロセスに人間が関与すると、どうしてもスピードが落ちてしまいます。また、拡張性がなく、エラーが発生することが多いのもデメリットです。 多くの研究により、人間の手作業によるレビューは誤りを起こしやすいだけでなく、偏りがあることが判明しています。 ABBYY Proof of Identityは、完全に自動化されているので、安全で、お客様のニーズに合わせて簡単に拡張することができます。人間のように疲れたり、シフト終了時にエラーが発生したりすることもありません。
例外処理
ABBYY Proof of Identifyモードは完全に自動化されたモードで使用できますが、特定の取引を人間が監査できるようにする機能も備えています。 すべてがハッピーパスのままである場合に機能するコンポーネントなら、他のベンダーもすでに開発しているかもしれません。しかし、ABBYY Proof of Identityはハッピーパス、と例外パスの両方に対処することが可能なのです。 これにより、プロセスを完全に自動化したままにするか、特定の取引をさらに監査するために人間を関与させるかどうかを自由に設定することができます。
プロセスインテリジェンス
優れた顧客体験を実現するためには、ビジネスプロセスを理解し、何がうまくいっていて、何がうまくいっていないのか、改善すべき点は何かを明確にすることが重要です。 ABBYY Proof of Identityは、プロセスマイニングツールであるABBYY Timelineと連携し、すべてのシステムから得られるインサイトを利用してプロセスの改善を図ります。 
顔認証と生体検知
ABBYY Proof of Identityは、顔照合と生体検知を使用して、お客様が本人であるかどうかを確認します。 申請者が自撮りした写真を、ソリューションが身分証明書の顔写真と照合します。 偏りのない集合的な判定は、アルゴリズムによる偏りの脅威から守ってくれます。 NISTがクラス最高だと評価する顔認識アルゴリズムを使用することで、人種と性別の偏りのなさを精度差にして1%未満にまで抑えています。

ABBYY Proof of Identity — 使い方と仕組み

 
  • 本人確認手続き
  • IDの読み取りと照合 
  • データ抽出 

本人確認手続き

 
ABBYYのモバイルキャプチャと自動化されたワークフローを通じて、本人確認手続き用のウェブサイトまたはポータルを拡張することが可能です。お客様は、いつでもどこでも、モバイルデバイスを通じて身分証明書、顔写真、補助書類の写真を撮影し、提出することができます。 

IDの読み取りと照合 

 
ABBYY Proof of Identifyは、IDの画像からデータを分析・抽出し、IDが本物で改ざんされていないかどうかを検証します。顔認証技術は、申請者がIDの所有者であるかどうかを検証し、生体検知は申請者がその場にいることを確認します。 

データ抽出

 
インテリジェント文書処理のプラットフォーム「ABBYY Vantage」は、申請者の身元を確認するために証跡書類からデータを抽出し、事前に提供された情報と照合して検証を行います。

ABBYY Proof of Identity — カスタマーシナリオ

 
本人確認手続き
モバイルやウェブのチャネルを通じて特典やサービス、ローン、各種申し込みなどを申請・登録するお客様は、Proof of Identityを利用して、対面でのやりとりをせずに本人確認を行うことができます。
本人確認(KYC) 
Proof of Identityは、金融機関や保険会社にとって重要な機能を提供しています。それは、お客様の検証が行われているかどうか、また、コンプライアンスを確保するために適切な手続きが取られているかどうかを確認するためのものです。
顧客体験
今日、大抵のお客様は、特典やサービスの登録・申し込みに、モバイルやオンラインのチャネルを好んで利用しています。そのため、いつでも、どこからでも、こうしたサービスにアクセスできる機能を提供することが不可欠です。
不正行為の防止
不正行為の防止や軽減の一環として、事業者はABBYY Proof of Identityを使用することで、お客様本人であるかを検証し、行為者が既知で承認されていることを確認することができます。
保険金請求処理
保険会社や政府機関は、請求処理手続きの一環としてProof of Identityを使用しています。その目的は、申請者が有効な身分証明書を所持し、それが申請内容と一致しているかどうかを確認することにあります。
口座管理・変更
口座管理または口座変更の手続きにProof of Identityを組み込むことで、口座の変更を依頼する人が口座の所有者であるかどうかを確認することができます。

Proof of Identityに関するよくある質問:

IDプルーフィングを取り入れることにはどのようなメリットがあるのですか?
IDプルーフィングの仕組みは?
IDプルーフィングとID認証の違いは何ですか?
Proof of Identityは、金融・保険業界ではどのように使用されていますか?
ABBYYのProof of Identityソリューションにはどういった機能が含まれているのでしょうか?
ABBYY Proof of Identityはアプリですか?

専門家にご相談してみませんか?