いつでも、どこでも、即座にIDプルーフィング(ID確認)・検証
お客様にとってはよりシンプルに 企業にとってはより安全に
身分証明書提出(本人確認)プロセスにより、毎日どれくらいのお客様を失っているかご存知ですか? 現在お客様は、運転免許証の更新や口座開設、サービス加入などのために、何時間もかけて書類を手渡しするようなことはありません。さらに書類を手渡しにしているとそれに対応するスタッフの人件費も発生します。1つの場所で1人の顧客にサービスを提供するだけで、20ドルから60ドルの費用がかかるというDMVsの調査結果も出ています。
昨今お客様も企業もモバイルを信頼できるようになっています。
セキュリティや効率性を犠牲にすることなく、お客様自身が選択したチャネルでお客様に接することが重要です。ABBYY Proof of Identityは、書類を中心としたIDのプルーフィング・検証を 1 つのソリューションに統合したものです。市場をリードするABBYYのモバイルキャプチャおよび文書処理技術をベースに構築されており、お客様にとってはより使いやすく、企業にとってはより安全な設計になっています。
本人確認は、カスタマーオンボーディングをはじめ、新規口座開設、保険金請求、加入手続きなどにおいて重要なステップです。IDプルーフィングのプロセスでは、お客様が身分証明書や写真、添付書類などで本人であることを証明し、事業者がその信憑性を判断します。
お客様の身元確認においては、以下に挙げる2つのステップが鍵を握っています。
Gartner社は、2023年までに85%の組織が本人確認手続きワークフローの一部として書類中心のIDプルーフィングを使用すると予測しています。そうなれば、2021年から約30%増加することになります。
Gartner社のバイヤーズガイド IDプルーフィング編より
IDプルーフィング分野の多くのベンダーは、ID検証を含んでいない不完全なソリューションを提供しています。一方でABBYY Proof of Identityには全てが揃っています。IDが有効であること、本物であること、そして申請者が本人であることを保証し、裏付けとなる書類を通じて、さらにそれを検証することができるのです。ABBYY Proof of Identifyは、IDの読み取り・検証をはじめ、顔照合・生体検知、さらにモバイルデバイスからVantage Document Skillsを使用して証跡書類の処理なども行うことができます。使い方も簡単で、事業者はすぐに導入することができ、お客様にとってもユーザビリティが大幅に向上します。
融資の申し込み、保険金の請求、給付金の申請、新規医療機関への登録などにおいて、モバイルとオンラインのチャネルは、お客様に最も好まれる手段となっています。ABBYYのProof of Identityソリューションがあれば、お客様の居場所に関係なくサービスを提供することができ、離脱や解約を減らすことができます。申請者は、状況に応じてデスクトップで本人確認手続きプロセスを開始し、モバイルデバイスで簡単にプロセスを完了することができます。
ABBYY Proof of Identityでは、モバイルウェブベースで身分証明書、ユーザーの自撮り写真、公共料金や銀行の明細書といった「証拠書類」の自動キャプチャを行うことができます。ABBYYのモバイルキャプチャ技術により、どんなIDでも、初回から高いキャプチャ率を実現しています。さらに当社のアルゴリズムを通じて、まぶしさ、焦点のずれ、原稿の裏表の違い、原稿の種類の違い、原稿の枠の不完全さといった品質上の問題を検出・防止します。
IDからデータを抽出することは、ABBYY Proof of Identityの機能の一部に過ぎません。IDの機械読取箇所と人の可読箇所の両方を読み取るだけでなく、高度な検証も行います。 ABBYY Proof of Identityは、提示されたIDの正確な種類を自動検出した後、ID内のレイアウト、特性、およびセキュリティ機能を検証します。さらに、IDが本物で改ざんされていないことの検証も実施します。
ABBYY Proof of Identityは、高度な顔照合と生体検知を使用して、お客様が本人であるかどうかを確認します。申請者が自撮りした写真をソリューションが身分証明書の顔写真と照合します。これまでの顔認証アルゴリズムの多くは人種と性別の偏りによるリスクがありました。ABBYYのソリューションはNISTがクラス最高と評価する顔認識アルゴリズムを使用することで、その偏りを精度にして1%未満にまで抑えています。
ABBYYの先進的なインテリジェント文書処理技術を駆使したABBYY Vantage は、お客様の「証拠書類」からデータを抽出し、お客様の身元を確認します。ABBYY Marketplaceでは、公共料金の請求書や収入証明書など、事前に学習された文書理解スキルを利用してあらゆる文書処理のニーズに対応することができます。書類中心のIDプルーフィングとID検証を組み合わせることで、完全な本人確認のプロセスを実現します。
身元確認のプロセスに人間が関与すると、どうしてもスピードが落ちてしまいます。 また、拡張性がなく、エラーが発生することが多いのもデメリットです。多くの研究により、人間の手作業によるレビューは誤りを起こしやすいだけでなく、偏りがあることが判明しています。ABBYY Proof of Identifyは、完全に自動化されているので、安全でお客様のニーズに合わせて簡単に拡張することができます。人間のように(シフト終了時にありがちな)疲れや、エラーが発生したりすることもありません。
ABBYY Proof of Identifyは完全に自動化されたモードで使用できますが、特定の取引を人間が監査できるようにする機能も備えています。すべてがハッピーパス上で機能するコンポーネントなら、他のベンダーもすでに開発しているかもしれません。しかし、ABBYY Proof of Identifyはハッピーパスと例外パスの両方に対処することができるのです。これにより、プロセスを完全に自動化にするか、特定の取引をさらに監査するために人間を関与させるかを設定することができます。
優れたカスタマーエクスペリエンスを実現するためには、ビジネスプロセスを理解し、何がうまくいっていて、何がうまくいっていないのか、改善すべき点は何かを明確にすることが重要です。ABBYY Proof of Identifyは、プロセスマイニングツールであるABBYY Timeline と連携し、すべてのシステムから得られる知見を利用してプロセスの改善を図ります。
ABBYYのモバイルキャプチャと自動化されたワークフローを通じて、本人確認手続き用のウェブサイトまたはポータルを拡張することができます。これにより、お客様は、いつでもどこでも、モバイルデバイスを通じてプロセスを進めることができます。
お客様は、デスクトップから始めることも、モバイルデバイスを使用して、すべてのプロセスを完結することもできます。どちらの場合にせよ、モバイルデバイスを使って、身分証明書や顔、関連書類を撮影します。
ABBYY Proof of Identifyは、IDの画像からデータを分析・抽出し、IDが本物で改ざんされていないかどうかを検証します。
顔認証技術により、申請者がIDの所有者であることを確認します。申請者が実在し、悪質な人物でないことを確認するために、高度な生体検知を使用しています。
インテリジェント文書処理のプラットフォーム「ABBYY Vantage」は、証跡書類からデータを抽出し、事前に提供された情報と照合して検証を行います。
ABBYY Proof of Identityは、金融サービス、保険、ヘルスケア、輸送・物流、政府機関などのプロセスを加速化させています。
モバイルやウェブのチャネルを通じて特典やサービス、ローン、各種申し込みなどを申請・登録するお客様は、Proof of Identityを利用して、対面でのやりとりをせずに本人確認を行うことができます。
Proof of Identityは、金融機関や保険会社にとって重要な機能を提供しています。それは、お客様の検証が行われているかどうか、また、コンプライアンスを確保するために適切な手続きが取られているかどうかを確認するためのものです。
今日、大抵のお客様は、特典やサービスの登録・申し込みに、モバイルやオンラインのチャネルを好んで利用しています。そのため、いつでも、どこからでも、こうしたサービスにアクセスできる機能を提供することが不可欠です。
不正行為の防止や軽減の一環として、事業者はABBYY Proof of Identityを使用することで、お客様本人であるかを検証し、行為者が既知で承認されていることを確認することができます。
口座管理または口座変更の手続きにProof of Identityを組み込むことで、口座の変更を依頼する人が口座の所有者であるかどうかを確認することができます。
保険会社や政府機関は、請求処理手続きの一環としてProof of Identityを使用しています。その目的は、申請者が有効な身分証明書を所持し、それが申請内容と一致しているかどうかを確認することにあります。
ABBYY Proof of Identityがあれば、ワークフローやソリューションにIDプルーフィング機能を取り入れることができ、それにより、事業者はクライアントの本人確認手続きやカスタマーエンゲージメントのシナリオを加速・自動化させることができます。その結果、エンドユーザーの満足度が向上し、事業者のプロセスはより効率的に自動化され、不正利用のリスクも軽減されます。
IDプルーフィングは、主に組織が初めて人と接するユースケースを想定しています。書類中心のIDプルーフィングにおいては、パスポートや運転免許証などの身分証明書の顔写真と自撮り写真を比較することで、遠隔デジタルチャネルでも現実世界での実際の本人確認と同じ信頼度を得ることができます。
IDプルーフィングとは、通常、身分証明書が本物であり、改ざんされていないことを確認する行為を指します。ID検証は、特定のシステムや安全が確保された場所などにおいてユーザー(身分証明書やIDを介して)を検証する行為を指します。
Proof of Identityには多くの使用例がありますが、金融・保険業界では本人確認手続きプロセスをサポートするためによく利用されています。新規のお客様の場合でも、実際に来てもらう必要はなく、リモートで本人確認手続きプロセスを完了させることができます。ABBYY Proof of Identityがあれば、お客様はいつでもどこからでも安全に金融サービスや保険会社に加入することができます。
ABBYY Proof of Identityは、IDプルーフィング・ID検証のコンポーネントと、エンドユーザーが使用するキャプチャコンポーネントを組み合わせており、本人確認のプロセスにおいて即戦力となる最高クラスのソリューションを実現しています。ABBYY Proof of Identifyでは、本人確認手続き、新規口座開設、請求手続き、登録プロセスの一環として、IDの読み取りや検証、顔照合および生体検知、証跡書類の処理などを行うことができます。ABBYY Proof of Identifyは、確認書類を使用して、申請者が本人であることを検証し、高度な顔照合を使用して、申請者が実際に自ら手続きを行っているかどうかを証明します。
ABBYY Proof of Identifyは、本人確認手続きプロセス全体(およびウェブサイトやポータル)の一部で、お客様の情報を取り込むためのあらゆるコンポーネントを扱っています。そこでは主に組織が初めて人と接するユースケースが想定されています。そのようなケースにおいて、ABBYY Proof of Identifyではモバイルウェブやそれに類似した技術を使用しているため、エンドユーザーは端末にモバイルアプリをダウンロードや特別なインストールをする必要はありません。
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