
検索拡張生成(RAG)
外部の知識ソースに接続することで、LLMの精度と品質をさらに向上させましょう。
信頼性が高く正確なOCRの力でAIによる自動化をさらに強化
わずか数行のコードで信頼性の高いDocumentAIを自動化ワークフローに統合
プロセス理解
プロセスの最適化
無制限の自動化のために専用開発したAI
事前構築済みのAI抽出モデルを使用して、即座に自動化を開始できます
コントリビューター(スキル開発者)の御紹介、アセットの探索など
産業別
ビジネスプロセス別
技術別
構築
高度なテキスト認識機能をAPI経由でアプリケーションやワークフローに統合できます。
AIに対応した文書データは、RAGでコンテキストに基づいたGenAI出力が可能です。
発展
同業者や経験豊富なOCR、IDP、AIの専門家と交流できます。
ABBYY AIにおいて卓越した専門知識を持つ開発者に贈られる称号です。
リソース情報
インサイト
実装
6月8日, 2023
ABBYY Timeline Process Intelligenceの最新版には、プロセスマイニングをより身近に、より使いやすくするための新機能が追加されており、業務遂行における理解を深めることができます。プロセスインテリジェンスについてお客様と話していると、プロセスがどのように実行され、人々がどのように働いているかを迅速かつ容易に理解し、それを経営陣や自動化のチームに伝えることが、仕事を変革する上でいかに重要であるかということを実感します。
2023年2月23日に開催されたウェビナー動画で、ABBYY Timelineの最新機能を実際にご覧ください!(英語)お申し込みはこちらから
私たちはお客様の声を反映した、最新版ABBYY Timeline 6.0のリリースをお伝えできることを心より嬉しく思っています。今回のバージョンでは、お客様のビジネス目標や成果に沿った新機能がたくさん含まれています。
Timeline 6.0は、インターフェースを一新し、より必要な情報を得やすい外観となっています。今回のアップデートでは、より直感的で使いやすく、かつ機能的にプロセスの詳細を追求・考察できるようにするためのスムーズなユーザー体験を実現しています。新しくなったナビゲーションパスでは、使用状況、データ、コンテキストを隅々まで把握することができます。 論理的な要素のグループ分けと一般的なデザインアプローチは、より優れたフローと運用形態をもとに構成されており、解析をどのように行うかに焦点を当てています。
Timeline 6.0では、プロセス・スキーマ*が大幅に変更されました。使い慣れた機能はそのままに、飛躍的な機能拡張が行われています。プライマリーパスと呼ばれる新しいスキーマタイプでパフォーマンスが強化され、最も頻度の高い、共通のイベントフローを確認できるようになりました。さらに、プライマリーパスは、共通のフローからの逸脱を発見し、その理由をさまざまな角度から明確に見出すための管理機能を備えています。
*スキーマ:データベースにどのような種類のデータをどのような構造で格納するか定義したもの
この機能により、相互作用性の高いダッシュボード*を備えた新しいスキーマがもたらされます。そこから、プロセス実行のあらゆる側面における詳細なインサイトを得ることができます。ダッシュボードは柔軟な構成になっているので、ファクト、指標、グラフをカスタマイズして表示させることも可能です。
*ダッシュボード:さまざまなデータや情報を視覚化し、画面一つにまとめて一覧表示する機能(上記画像)
スキーマとViewsは共依存関係にあり、Tiles内のデータ変更はスキーマに影響を与え、スキーマ構造が変更されると、それに応じてViewボード上のデータも再計算されます。この相互作用により、必要とするデータを即座に把握、最適な分析作業を進めることができます。
対応するデータソースを拡充しました。 Timeline 5.3以降は、サードパーティ製のODBC(Open Database Connectivity)ドライバが用意されているため、PostgreSQL、MS SQL、Oracleなど様々なデータベースからデータをアップロードすることができます。 ODBCコネクタは、ETL(Extract, Transform, Load Repository)データソース設定の外部インポートアダプタとして利用可能です。
プロセスの潜在的な変化をシミュレートし、その変化がビジネスプロセス全体に及ぼす影響を評価します。ABBYY Timelineのプロセスシミュレーション機能を使用すると、最適化されたプロセスの効果を見極めることができます。
デスクトップユーザーのインタラクション(操作)を分析し、プロセスの詳細とシームレスにリンクすることで、ユーザー、プロセス、コンテンツ間の結び付きを強化します。前作のTimeline 5.3において、タスクマイニング機能が強化され、使い勝手が向上しています。
タスクマイニングのプロジェクトでは、データセットの切り替えが簡単にできるようになりました。すべての表示画面が選択したタスクに対応し、必要なときにどの表示画面からもタスクの内容を変更することができます。
タスクマイニングは、ユーザーの行動を記録・分析するにあたり、完全に新しいアプローチ「フォーム」を採用しました。フォームとは、1つのアプリケーション、ウィンドウ、またはWebページにおける、ユーザーの連続したアクションのことをいいます。これらはプログラムによって自動的に検出され、フォームエディタの表示画面で確認することができます。
フォームエディタは、自動検出されたフォームを確認して、タスク定義の品質を向上させるための全く新しい機能です。これにより、結果の管理が可能になり、より手軽で正確な解析が実現されます。
前回のTimeline 5.3リリースでは、タスク定義エディタのメカニズムにいくつかの機能を導入し、ニーズに合わせて自由にタスクを設定できるようになりました。同時並行タスクに対応しており、このインターフェースを通じて手動で設定することで、将来的な解析の精度を最大限に高めることができます。この機能により、以下のようなことが可能になりました。
タスクの必須属性は、タスク詳細が記されたPDD(プロセス定義ドキュメント)としてエクスポートできるようになりました。このドキュメントは、タスクとそのプロパティの概要をPDF形式またはMicrosoft Word文書でエクスポートされ、自動化ソリューションを作成するための基礎資料として利用することができます。これにより、ユーザーは、共通のワークフローを事前に調査し、プロセスに関与するシステム、発生するイベントの頻度、パフォーマンスに影響を与える決定要素の存在、およびプロセスの統合の機会を評価することができます。
同時に、包括的なツールとして、自動化の方向性のビジョンを形成し、プロセスの理想像を描き出し、それを開発要件に変換するための役割も担っています。その柔軟なビジュアル構成により、複雑なプロセスがわかりやすく明確に表現され、共有も簡単にできるようになります。
Timeline 5.3以降では、サブスクリプション停止期間が終了した時点で、お客様の個人情報はすべて削除されます。有効期限が切れるとサブスクリプションが停止され、サブスクリプション停止を知らせる一連のメールが事前に送信されます。30日間停止されると、プロジェクトやリポジトリ、アカウント、サブスクリプションの記録などに関するデータが消去されます。
データがビジネスの生命線であるならば、運用面ではシステムとプロセスが最適に機能しているかどうかを知ることが次なる条件となります。その可視性を確保するために、ABBYY Vantageに新しいデータウェアハウスを導入し、すべてのプロセスのトランザクションデータを保存できるようにしました。将来的には品質分析データも利用できるようになる予定です。
ABBYY Timelineに接続するために構築されたVantageウェアハウスの新しいデータにより、以下のようなステップにおいて明確な道筋をつけることができます。プロセス実行の分析とモニタリング、品質と運用面における管理、プロセスがSLA(サービス品質保証)を満たしているかどうかの確認、エンドツーエンドにおけるワークフローの分析とモニタリング、ドキュメントトランザクションプロセスデータと他の主要システムを組み合わせたエンドツーエンドのビュー取得など。