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ABBYY、仮想環境およびクラウド環境に最適な最新の OCR SDK「FineReader Engine 12」を発表

5月28日, 2018

新バージョンのソフトウェア開発キットはテキスト認識、PDF変換、データキャプチャをオンプレミスで稼働するアプリケーションだけでなく、仮想環境およびクラウド環境で稼働するアプリケーションにも統合します。

コンテンツ・インテリジェンス・ソリューションおよびサービスの世界的プロバイダーであるABBYY®ジャパン株式会社(横浜市港北区)は、2018年5月29日に次世代のソフトウェア開発キット (SDK) 「ABBYY FineReader Engine 12」の発売を開始しました。同製品はテキスト認識、PDFの変換、データキャプチャの3つの機能をクラウド、オンプレミス、仮想マシンで稼働するソフトウェアアプリケーションへの統合を実現します。

ABBYY FineReader Engine 12 はソフトウェア企業、システムインテグレータ、エンタープライズにとって新しい事業目標の達成に欠かせないパワフルなツールです。Amazon AWS や Microsoft Azure 等の最新のクラウドプラットフォームを使用して、企業が提供するソフトウェアアプリケーションやサービスの範囲を拡大できます。VMware Workstation、ESXi、Docker Containers、Oracle VM VirtualBox 等の仮想環境もサポートされています。

本バージョンの SDK は認識速度が20%速くなり大幅に改善された日本語 OCR 機能も提供。FineReader Engine の優れたレイアウト再構築機能は、財務書類や梱包明細書を扱う際に特に重要です。細部まで正確に文書を分類できるよう、新しい文書仕分モジュールには機械学習と自然言語処理 (NLP) を採用しました。こうした機能は PDF 2.0、PDF/UA、HTML 5 等の新しい出力形式と同様に、お客様がソリューションの品質を高めるだけでなく、新しい市場に対応する新しいサービスを提供することも可能にします。

「ABBYY FineReader Engine 12 は仮想マシンやクラウドで OCR やデータキャプチャを使用するアプリケーションに対する増加の一途を辿る需要に応えるものです。本バージョンの SDK は企業や組織が自らの事業目標に最適のソフトウェアを構築し、高度な機能や200以上の対応言語を利用して新しい市場に参入することを可能にします。」― ABBYYジャパン、代表取締役の小原洋はこう述べます。

この SDK は、アプリケーションにテキスト認識、PDF の変換、データキャプチャ機能を提供し、スキャンを検索可能な PDF、PDF/A、Word または Excel 文書に変換したり、写真、スクリーンショット、産業用ディスプレイ、自動車の計器版やインフォテインメントシステムの画面上のデータにアクセスしたりすることを可能にします。ツールキットを使用すると、アプリケーションは TIFF ライブラリを PDF、PDF/A、Word その他の形式に変換しフィールドの値を正確に抽出することができます。

世界をリードする ABBYYのOCR テクノロジーは、品質と信頼性の基準を定めています。人工知能を搭載した FineReader Engine 12 は 208 の言語に対応し、複数の言語が使用された文書でも傑出した認識精度を提供し、オリジナルのレイアウトを保持した検索可能かつ編集可能なデジタルコピーを生成します。

また、SDK は統合が容易なだけでなく、事前定義されたツール、コードサンプルさらにその他のコンポーネントを提供するため、市場展開までの時間(タイム・トゥ・マーケット)を大幅に短縮します。これは、今日のスピーディなビジネス環境でもソフトウェア企業が競争で優位に立つ助けとなります。。

発売時期と対応プラットフォーム

Windows 版 ABBYY FineReader Engine 12 は、世界中で即時入手可能となります。Linux 版は2018年6月、 Mac 版は7月にリリース予定です。この SDK は Amazon AWS や Microsoft Azure 等のクラウドプラットフォームで稼働するアプリケーションに統合することが可能です。VMware Workstation、ESXi、Docker Containers、Oracle VM VirtualBox 等の仮想環境もサポートされています。

詳細情報につきましては、当社ウェブサイトをご参照ください:https://www.abbyy.com/ocr-sdk/

ABBYY 会社情報

ABBYY はコンテンツ・インテリジェンス・ソリューションおよびサービスのグローバルプロバイダーで、業績の改善に向けた意義ある情報、データ、関係の分野でのイノベーションを推進するインテリジェントキャプチャのリーダーです。ABBYY の提供する広範な AI ベースのテクノロジーとソリューションにより、ビジネス文書とコンテンツを真のビジネス価値へと変革します。デジタル・トランスフォーメーションのソリューションを金融サービス、保険、運輸、ヘルスケアやその他業種へ提供し、顧客理解を深め、迅速かつリアルタイムなインテリジェント・システムにより、企業を次の成長ステップへと導きます。ABBYY の AI ソリューションの高い柔軟性により、お客様は幅広い種類の先端テクノロジー、プラットフォーム、ソリューションを活用し、分類、テキスト分析、データ抽出、データ検証などをさまざまな入力チャネル、フォーマットで実現することができます。ABBYY テクノロジーは最大規模の国際的企業や政府組織、ならびに中小企業や個人のお客様にも使用され、ライセンス供与されています。同社はオーストラリア、カナダ、キプロス、フランス、ドイツ、日本、ロシア、スペイン、台湾、UAE、英国、ウクライナ、米国の各国に拠点があります。詳細情報については、こちらをご参照ください: www.abbyy.com/company/about-us/

ABBYY、ABBYY ロゴは ABBYY Software Ltd の登録商標または商標です。また、本文書で使用されたその他の製品名はそれぞれの所有者に属する商標、および/または登録商標である可能性があり、ここに認識されています。

 

報道関係連絡先:

Catherine Matantseva

インターナショナル PR エグゼクティブ

Catherine_Mat@abbyy.com

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