多彩な機能を備えたOCRソフトウェア開発キット
人工知能を活用したOCR機能をソフトウェアに統合
ソフトウェアベンダやシステムインテグレータの皆様はもちろん、ITシステムを自社開発されている企業様でも、ABBYY OCR SDKを高精度データ処理システムの実現に活用いただけます。
開発したソフトウェアはWindows、Linux、Macのデスクトップやサーバーにインストールすることも、クラウドや仮想マシンにデプロイすることも可能です。 多彩なOCR機能がソフトウェアの価値を向上。活用分野はDMS、ERP、RPA、保険、銀行、ヘルスケア、法律、マシンビジョンと枚挙にいとまがありません。
様々な賞を受賞した高度な技術は印刷文字の認識(OCR)と手書き文字の認識(ICR)で非常に高い精度を誇り、ページ全体の認識にもフィールドレベルの認識にも対応しています。 さらに、バーコード(OBR)の読み取り機能も提供します。
文書を検索可能なPDFおよびPDF/A形式のファイルに変換します。 PDFファイルをインポートする際、PDFのプロパティを維持したままで抜けているテキストレイヤーを挿入できます。 インポートしたPDF/A-3ファイルからXMLデータを抽出するのはもちろん、PDF/A-3形式で保存する際にXMLデータを挿入することも可能です。
人工知能(AI)と機械学習(ML)を活用した高度な技術を、ABBYYの適応型文書認識技術(ADRT)など様々な技術と組み合わせることで、文書の論理構造を検出し、目次や見出し、ヘッダー/フッター、フォントの種類とスタイルといった書式エレメントを識別して原文を正確に再現します。
書類のアーカイブ化や本を1冊まるごと読み取る場合など、変換するページ数が多いソフトウェアの開発では、SDKの柔軟でスケーラブルなアーキテクチャがとても役立ちます。 マルチコアCPUを使用して複数のスレッドで画像を並列処理することにより、OCRの実行時間を大幅に短縮することができます。
ソフトウェアの開発に当たり、オンプレミス版の販売だけではなく、仮想環境へのデプロイや、Microsoft Azureやアマゾンウェブサービスなどのクラウド環境で提供する選択肢も生まれます。
画像の前処理は、OCR用に画像データを最適化して認識精度を向上します。 傾きや歪みの補正、テキスト行のゆがみ補正、回転、ページ分割、適応的2値化、ISOノイズ低減といった画像補正の工程を経ることで、画質の悪い画像でも高精度のOCRを達成できます。
使用頻度の高い用途では処理プロファイルが用意されており、最高のOCR結果を得るために必要なパラメータがあらかじめ設定されています。 認識システムをマニュアルで微調整する必要がなく、SDKを迅速に統合できます。
BCR APIやMRZ APIのような特定のAPIは、名刺の他にも、身分証明書やパスポート、そしてビザに記載された機械可読領域(MRZ)の読み取りを可能にします。 これらのインターフェースは、最小限のプログラミングの手間で、個別のフィールド値へのアクセスを可能にします。
FineReader Engineに搭載されている高度な仕分けアルゴリズムは、機械学習、OCR、自然言語処理などの技術によって実現されており、自動的に文書を異なるクラスに仕分けするアプリケーションを作成できます。
ABBYYのActiveXをベースにしたビジュアルコンポーネントを使えば、ERP、ECM、DMSなど様々なアプリケーションシステムにユーザーインターフェースを簡単に統合できます。これにより、ユーザーは書類を検証し、認識された内容を呼び出して文章を編集するといった作業を直接アプリケーション上で行えるようになります。
広範なサンプルコードが用意されており、ABBYY FineReader Engineの使い方や、搭載された様々な機能を分かりやすく解説しています。サンプルコードは開発中のプロジェクトに使用することも可能です。 ライブラリの各セクションにあるコードスニペットには、対応するタスクの実行方法を示す体系的な説明が付されています。
詳細な資料が統合作業での無駄を省きます。 開発者の皆様にはABBYYのナレッジベースや開発者向けフォーラムで補足情報もご覧いただけます。 これらリソースに加え、無料体験版でもABBYYテクニカルサポートをご利用いただけます。
新しい「文書比較」の機能は、同じ文書の2つのバージョンを比較し、内容の差異を検出することができます。この機能は様々な文書形式に使用可能です。Microsoft Word、PDF、TIF、JPEGならびに、その他のサポート対象入力文書形式の比較が行なえます。
* ターゲットとなるオペレーティングシステムによっては、使用できる機能や内容が若干異なる場合があります。 また、後続版に新機能が追加される場合があります。 詳細については下記パンフレットをご覧ください。
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